こんにちは。
週末に限って曇り気味~!
さて、今回もQuoraでの回答をご紹介します。
これ、結構悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
インターネットのうつ病診断をしても、なかなか納得とはいかないですよね。
でも、本当はこの回答の通り、「生命活動がうまくいかないな」と思ったら
ぜひ受診してほしいものです。
質問:「自分はうつ病かもしれない」と疑ってよい症状はどのようなものでしょうか?また、類似する精神疾患にはどのようなものがあってどのような違いがあるのでしょうか?
回答:「眠れない」「食べられない」のどちらか、もしくはどちらもあればうつ病を疑っていいと思います。どちらか一方でもあるなら、受診をおすすめします。
類似する精神疾患といいますか、風邪とエボラ出血熱の症状に、どちらも「発熱」があるように、「気分の落ち込み(抑うつ気分)」は、精神疾患においての「熱」のようなもので、おおよそどの疾患にも伴う症状として挙げられています。
なので、「気分の落ち込みがひどい=うつ病」とも言い切れないし、「発熱」という病名がない(もしくは珍しい)ように、気分の落ち込みだけの病気というのもないので、気分の落ち込み以外の症状がどのようなものであるかによって、疾患名は変わってくると思っていただいていいと思います。
ちなみに、とてもざっくりした古典的な基準では
1.抑うつ気分(気分の落ち込み)と、
2.興味関心の喪失(何も楽しいと感じない)
の2つがそろうと、うつ病と診断される可能性が高くなります。(それでも、ほかの身体的症状、精神症状、過去の病歴、病前性格等を加味して診断は決められますが)。
眠れない・食べられない、気分が落ち込んで何も楽しいと感じないとなると、絶対受診したほうがいいことになります。でもそこまでくると、今度は治療に時間がかかりますので、私は食う寝るがうまくいかなくなった時点での受診をおすすめしておりますよ。
大きな病気を見逃したり、理解を得られず我慢する期間を長くしないためにも、気軽に心療内科・精神科に受診してみてくださいね。きっと良い展開があると思います!そしてそうなるように、日々がんばっていきます。
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と、いうことで、眠れないな、なんか食欲がないな、と思ったら
心療内科には気軽に受診した方がいいと思います。
その奥に過去のつらい体験があったり、
就労の不安や、人間関係の悩みがあったりすることも多いと思います。
でも、それは初回ですべて話さなければならないわけでもありません。
言ってくれたほうが、治療は組み立てやすくなりますけどね!
まずは安心してお薬を飲むことができるようになるのも、
治療のひとつです。
SPIRO SPERO では、診断とお薬の処方はできませんが、
心療内科にかかったほうがいいのか、それとも心理的な助けが必要なのか、
そういった相談もすることができます。
ぜひ、SPIRO SPEROにもお気軽にご相談くださいね!
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