こんにちは。
朝晩は肌寒いですが、日中の日差しは強いですね!
今年は晴れ間の多い秋ですね。
公園に行って、マクドナルドでも食べてぼーっとしたいなぁ。
さて、今日は久しぶりにQuoraの質問への回答を載せたいと思います。
テーマは『不安は飲み込めるサイズにまで切り分ける』。
皆様のお役に立てたら幸いです。
【質問】不安障害と強迫思考持ちで社会人生活が辛く正直死にたいです。新卒なので尚更焦り、とにかく早く治したくて、考えすぎて、悪循環です。生き方がわからない。これも甘えですか。自分に対してどう接すればいいですか?
【回答】
こんにちは!新卒で約半年、よくがんばってこられましたね!
ご質問というか、悩みどころが3つに分かれています。
・不安障害と強迫思考で辛い
・生き方がわからない
・自分に対してどう接すればいいかわからない
これらが渾然一体となって大きい悩みになってのしかかっています。まだ他にも悩みどころがたくさんあるのでしょう。
まずは悩みを細かく、細かく、細切れにしていきましょう。
300gのアメリカンステーキを一気に食べるのは絶望的ですが、切ってひとくち3gにしてしまえば何日かかけて完食できます。
考えているだけだと、1つの問題を考えていたら2つめの問題とつながって、あぁでも根本的には3つめの問題があって…となって混乱してしまいますので、とにかく書きましょう。箇条書きで。1つの問題は1項目だけ、1行以内で。なるべく具体的に。
「生き方がわからない」は、「自信が持てない」とか、「人の目が気になる」などに分解できますし、さらに「恥をかいたらこの世の終わりに感じる」なども出てくるかもしれません。「この会社で今後のキャリア計画の見通しが立たない」「プロジェクトの進め方のここがわからない」さらに「あいさつができない」「11時のあいさつはおはようございますなのか、こんにちはなのか」など、もっともっと細切れにしていけるかもしれません。
大切なのは書くこと、そして自分が飲み込めるくらい細かくすることです。
書き終わったら、今日どうにかできること、近日中に答えが出そうなことから考えたり行動したりしましょう。
「自分が自分にどう接すればいいか」は、おそらくあなたにとってはまだ大きすぎる問いです。ひょんなことで納得いけば「そうすればいいんだ!」と、脳からものすごい快感物質が出ますが、おいそれとはそうならないようになっています。すなわち、現段階では答えは見つかりません。(ちなみにですが、この大きな問いがわかったときの快感、をカルト宗教は利用していることがあると思います。)
本当の答えは、悩みを分解して、コツコツ行動していくうちに、でも悩んでしまう自分は変わらないけど、「まぁでもこういうことだよねぇ」と諦めに似た気持ちで見つかるものです。
不安障害と強迫観念があるということは、あなたはとても真面目な人です。そして本来、コツコツが得意なはずです。でも真面目ということは、頑固な人も多いから、自分に優しくしたり、ゆるい幸せな方向に変わるのもちょっと嫌かもしれないです。(嫌じゃなかったらすみません。)
まぁでもそんな自分との付き合い方を見つける、というのがいいかもしれないですねぇ。その方法が、とりあえず書いて悩みを細分化するっていうことなので、気が向いたらやってみるといいかもしれないですねぇ…実は、もう答えはご自分でわかってるのかもしれませんねぇ………(フェードアウト
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最後のフェードアウトは、わざとです(笑)
不安の高い方は、「こうしてみたら?」と言われると、すごく抵抗がありませんか?
不安の高い方は、変化することも不安なんです。
だからこそ、「これじゃ何も変わらないかも」というくらいの変化からはじめてみましょう。
それが、最初の「問題の切り分け」という作業です。
千里の道も一歩から作戦!は、真面目な方にしかできません。
それが、不安の高い方の才能であり、魅力のひとつですよね。
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