こんにちは!
11月というのに、まだ日中は暖かいですね。
今日は午前中に川沿いを走ってきました。
自分がランニングができるような、健全な人間になれているなんて5年前は想像すらしていませんでした。
身体と心をケアするぞ!と決めてから、いろんなことが変わっていった気がします。
さて、今回はQuoraの回答から。
【回答】親御さんが「傲慢になってもいい」と肯定する気持ちでいることです。
論文のなかでも、自己肯定感は「自分を好ましく思う気持ち」程度の説明で、詳細な定義がされてないので、私の中の分類をお伝えしますと、
自己愛は「自分のすごいところをすごいと思う気持ち」
であり、自己肯定感は「自分のダメなところにOKを出す気持ち」です。
健康的な自己愛というものがあるかないかは学派によって議論が分かれるところではありますが、私は自分のすごいところはすごいと自分で認める気持ち、すなわち自己愛があることは健全さの一部だと思います。
でも、自己愛だけ大きくして、自分のすごくないところ、ダメなところ、悪いところを見なかったり、「オレはそんなんじゃない」と否定したりしていると、こじらせていくことは皆さまにも想像ができるのではないでしょうか。
しかし、自己肯定感という、それらダメなところを肯定する気持ち、OKを出せる力があると、人格が豊かになりますし、改善していける原動力になるのです。
だから、自己肯定感とは、「自分を好きになることはOK、傲慢になるのはダメ」「自分を認めるのはOK、ワガママになるのはダメ」といった、条件付きのものではないのです。
子どもが自己肯定感を持つには、親御さんが「自分を好きなあなたも、調子に乗っちゃうあなたも、ぜんぶ好きよ」というメッセージを伝えていくことが大切です。
傲慢にならないでほしい(傲慢なあなたは認めない)となると、ちょっと自己肯定感は育ちにくいので、勇気を持って、子どもさんに丸ごとOKを出すことにチャレンジしてみてくださいね!
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実際の子育てでは、線引きが難しいところもあって、
親御さんも悩みながらわが子に関わっていらっしゃることと思います。
でも、育児の中の大前提が「こうなってはダメ」ではなく、
「こうなっても受け入れてあげたい」であるだけで、
子どもはだいぶ救われる部分があるのではないかなぁと思います。
ぜひ、今日は子どもを抱きしめて、調子に乗らせてあげてくださいね。
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