こんにちは!
雨がざあざあと降って、やんで、
すっかり冬の空気になりました。
温かい飲み物や、お鍋がおいしい季節になりましたねぇ。
昔、ストレスで神経がとがっていたころは、
寒さに非常に敏感で、気持ちが落ち込みやすく、
冷気を突き刺さるように感じて悲しくなっていました。
おだやかな神経回路を手に入れると、
冷気は、ツンとした澄んだ空気に感じられたり、
頭をスッキリさせてくれるような風に感じたりする。
不思議ですね。
やっぱり、世界の感じ方は自分で創っている部分が多いのでしょうね。
地球はただ、冷気や、風や、水分を送ったり取り去ったりしているだけなのに、
なぜ、私たちは悲しくなったり、みじめな気分になったり、苦痛を感じたり
するのでしょうか。
それは、人間の自律神経回路の状態にかかっています。
本当はスッキリ澄んだ気持ちになったり、温かいものを楽しんだりできるはずなのに、
いろんなストレスや、心配事や不安があったりすると、
私たちは常に警戒状態にいて、身体がいつでも闘うか/逃げるかの準備をしています。
「寒い」という刺激すら、攻撃ととらえたり、エネルギーを奪われたりする、
「敵」であると感じやすいのです。
寒さを楽しめなかったり、「寒くていやになっちゃうねぇ」ですまない人は、
自律神経が「警戒状態」になっていると知ってみましょう。
あなたが弱くて、寒さに耐えられないとか、
根性がないから寒くて起きられないのだとか、
そんなことはありません。
敵の攻撃から逃げるため、そしてどうにかして戦うために、
身体は警戒し、心はダメージを受けているのです。
寒くて悲しくなってしまう人は、ちょっと電気代を使ってもいいから、
しっかり暖かくして過ごしてくださいね。
そして、自分はがんばっているんだと知ってくださいね。
心の状態が良くなって、闘わなくてよくなったら、
きっと冬を楽しめる日もくるはずです。
楽しみにしていてくださいね。
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