”焦り”と”不安”を鎮める②


海がね、大好きなんです。

将来は海の近くに小さな家がほしいな~!

ほしいなほしいな~!


さて、”焦り”と”不安”を鎮めるには、ということで、第2回です。

焦りや不安は、「しずまれ!」と命令すればするほど、

なんとかしようとすればするほど反発し、大きくなっていく性質をもっています。


前回は、その反発をやわらげるために、「逆説」を使ってみよう、という提案で終わりました。


まず、「”焦り”と”不安”は感じてはいけない」という命令を解きます。

逆説を使うときのコツなのですが、

逆説とは反対の命令をぶつけることではありません

焦りと不安が強いときに、「不安になっていいんだよ~」とか「もっと焦りなさい」と言ってみても、あまり効果がないんじゃないかと思います。


逆説は、「どんなことを恐れているの?」からはじめます。

たとえば、プレゼン前夜であれば、恐れているのは「失敗して恥をかくこと」かもしれません。

彼氏の機嫌が悪いのであれば「嫌われて傷つくこと」「孤独になること」かもしれません。

「それは不安になるのももっともだ」と自分が納得するまで、自分が何を恐れているかを探し、見つかったら「それは不安になるのももっともだ」と自分に言ってあげることです。


するとですね、最初は「どうしよう不安不安。ああなるかもしれない、いや絶対なるはずだ、どうしようどうしよう」だったのが、「そうかぁ…、嫌われるのが怖かったのかあ…。嫌だもんな、嫌われるの。だって悲しいじゃん、好かれたいじゃん」といった風に、まったく別の思考に切り替わっていきます。不安はしずまり、少ししんみりした気持ちになるかもしれません。

それはもう、「焦りや不安に翻弄されている状態」ではないのです。


もちろん、その「恐れていること」は、現実になるかもしれません。ならないかもしれません。でも、その恐れていること自体が不安の原因ではありません

不安は、「この先何が起こるかわからないから気をつけろ」のサインであると、少し前に書きました。

自分が何を失うのか、何を傷つけられるのか、わからなかったから不安だったのです。

何を失うのが怖かったのか、何を傷つけられることが怖かったのか、わかっていれば、おのずと不安の度合いは耐えられるくらいに下がり、「怖い上でどうするか」を自分で決めることができるようになってきます。


これは、ちょっと自己啓発的になってしまいますが、今後、「成功」や「よい結婚生活」などを手に入れる上で、とても有効な手段です。

たとえば、失敗することが怖い自分をわかっていない状態では、なんのかんのと不運が続くように行動し、「はじめから成功しない」ことを選んでしまうことがあるからです。失敗することが怖い自分を理解し、納得していれば、(これも逆説的ですが)失敗を受け入れる器が、少しずつ自分の中にできてきますよ。


水はゆっくり向こうに押しやると、自分の方にたっぷり流れてきます。

牛は尻尾を引っ張ってあげると、離したとたんに荷台に向かって一直線に走ってくれます。

ネガティブな感情はつぶすのではなく、中身を開いて、見てあげるとしずまってきます。

心も自然も動物も、大切なのは真正面から正解を押し付けることではなく、反対側をちゃんと見てあげることなのだと思います。


現代では、世界は開かれており、いつでもだれでも自由に未来を選択できるようになりました。

しかしその一方で、「未来が確定しない」という不安を現代人は抱えることになってしまいました。


どうせなら、その不安を恩恵にしてしまいましょう。

未知の可能性、未知の選択肢を得ること、そして自分でも知らなかった「恐れ」を知るきっかけにできること。

不安や焦りはその恩恵を運んできてくれています。

一緒に、不安な未来を生き抜きましょうね。

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