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執筆者の写真Saori Ushijima

言葉にすることの難しさを今さら体感。

こんにちは。

趣味の焼き物集めがだんだん高じてきて、家にマグカップを飾る棚を備え付けましたw


か、かっこいい…♡


さて、ずいぶん前に「オンライン英会話はじめました!」と書いたと思うのですが、

いまだに続けています(笑)

サボっていた時期もありつつですが、だいぶ話せるようになってきました。


それはいいのですが、話せるようになると、話すトピックも複雑になってきます。


人種差別であるとか、社会問題についての議題が多くなってくるんですねぇ。


それらについて、私なりに考えてないわけではありません。

それなりに歴史や経済的な問題について調べたり、意見を(ふわっと)持っていたりもする方だと思います。


しかし、いざ話そうとしてみると、

「あれ…?AでもあるしBでもあるしなぁ…」とか、

「この点が問題なのだと思うけど、そうとも言い切れないし…」など

いろんなことが頭を駆け巡って、どうもハキハキと話せないのです。


カウンセラーという職業柄、そうしたセンシティブな問題について

・なんか方々に配慮した物の言い方

・にごすような意見の仕方

・「これが自分の意見です」と言い切らずに相手に結論を譲る

をする習慣がついてしまっているな、と、自覚をした昨今です。


英語がどうこうよりも、まず「自分が何を言いたいか」がわからない。

なんかモヤモヤした考えはあるのだけど、言葉にするとなんか違う気がする。

そんなことの連続です。


「自分の意見をはっきりと言う」という場面に慣れていないな、と強烈に感じました。

カウンセラーというのは、カウンセリング内でもそうですが、

特に職場の人同士では「協調」することがとても優先されると私は思っていて、

意見を対立させたり、喧々諤々の議論をすることはクライエントさんにとって良い結果をもたらさないと考えていたのだなぁ、だから自分の意見は後回しというか、明確に言葉にすること自体を避けがちだったなぁと自覚するとともに、反省しています。


そして、私の場合はですが、周りの人々に対して

「どうせわかってもらえないから」と、見下していたことも。


そんなレッスンを重ねて、「クライエントさんもこんな気持ちかもなぁ」と思いました。


はっきり意見を言うことを押さえつけられていたから、

平和的に、相手の表情やその場の空気を読んで、必死になじもうとしてきた。


だから、今さら「あなたはどう思うの?何を感じるの?」と聞かれても、

そんな置いてけぼりにしてきた感覚をもう思い出せないし、居心地が悪い。


意見を言うということは、対立を生むということだから。

意見を言って、「ああ、その通りだね」と言ってもらえたことなどないから。



私はレッスンの中で、カウンセラーとしてがんばってきた自分と、

厳しい環境の中でがんばってきたクライエントさんを重ねて、そんな風に感じました。


私も、もう一度、世の中の問題について、正解のない問いについて、整理して、

自分なりに考えてはっきりした意見を持ちたいなと思います。

だから、あなたも、誰にも話せなかった体験について、今の自分の感情について

ゆっくりと言葉にして、モヤモヤしたものに輪郭を与える体験をしていってほしいなと思います。


一緒に頑張ろうねー!と思えた出来事でした(*^_^*)

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