久しぶりのしっかりした晴れ間で、ちょっと元気がでてきています。
さすがにまだ暑いですねぇ。
残暑の中ですが、みなさま体調を崩されませんよう、
しっかり食べて、しっかり寝てくださいね。
(しっかりできない方はSPIRO SPEROへ!笑)
さて、今日はQuoraの回答より、HSPについてお届けします。
HSPの理解が、少しでも進んでいくといいですねぇ。
【質問】
【回答】
ご質問のような「安易にラベリングして(甘えている、問題から逃げているんじゃないか)」言説は、古くはうつ病、アダルトチルドレン(これはまだ疾患単位ではないですが)、そして発達障害と変遷してきました。
今日では、立派に疾患/障害として、配慮が必要なものと認識されています。HSPも、疾患単位にはならないと思いますが、理解が深まるにつれて、市民権を獲得していくのではないですかねぇ。
個人的には、差別問題・精神障害では顕著に、新しい価値観が提案されて、それまでの価値観をゆるがされると人間は非常に抵抗するという現象の方に興味があります。その点で質問者さんの疑問は当然のプロセスであり、何らかの合理性があると考えています。なんでそう思ってしまうんですかね???
HSPの方の敏感さは、自称であれ何であれ、嘘や気のせいではありません。私はクライアントにHSPを説明するときに、「あなたはどこでもwi-fiを拾うスマホみたいなもの」と言っています。
普通の人はせいぜいガラケーくらいの性能なので、環境や他人から来る刺激などを受け取るには、しばしばセンター問い合わせをしなければなりません。(これ、わかる人どのくらいいるのかな?笑)
しかし、スマホスペックの敏感さを持ってると、それこそ真っ直ぐ歩くだけで、いろんなところから情報が飛び込んで来てしまうわけです。 科学的に証明されているわけではありませんが、脳は微弱な電流によって動いている以上、
いつも少しその電流や電波が漏れているんだと思います。それを敏感にキャッチすることができる人が一定数いても、不思議ではありません。
「気」とか、「気配」などもその一種で、それがさらに精度が高くキャッチされれば、「人がどう思っているかわかる」とか、「たくさんの人の中にいると疲れる」というのも、あり得ることだと思います。
というか、日本人の得意な「空気を読む」も、HSP的な力のひとつだと思いますよ。穏やかに電流・電波ををキャッチできれば役に立つのですが、HSP的な力は、単に生きていくのにはオーバースペックであり、体力や気力の消耗が半端ないのでしょうね。
HSPの方は、「甘えている」と思われていることにも敏感です。こちらがその気持ちを隠していてもバレてしまいます。そう言ったことに怯えたり、疲れたりをお互い無くすためにも、少しずつHSPさんのことを理解していただければうれしいです。
あ、あと、職場で一方的な要求を通したり、人間理解を引っ掻き回す人に、「私はHSPなのでしょうがないんです」と言われた、というのも聞いたことがありますが、それは通りませんよねぇ。控えめすぎるくらい控えめなHSPさん達の中で、そんな方はかなり珍しい方ではありますが、レアケースが槍玉にあげられることもよくあることでなので、このような問題は少なくなってほしいなと思います。
HSPは才能でもあるので、環境をよくするために使ってあげてください。そしてHSPさんも理解されやすく、生きやすくなっていく未来が近づくといいなと思っています!
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原始の時代、より敏感で、より慎重な人間が生き残ってきました。
現代では環境は安全ですが、その能力は残ってしまい、自分の敏感さや鋭敏さに
困ってしまう人が続出しているのでしょうね。
ぜひ、HSPに悩んでいる方も、それをなだめて心地よく生きていく方法を一緒に探していければな、と思っていますので、よければ一度ご相談くださいね。
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