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”自分を大切にする”コツ


高校時代の友人が開業のお祝いにと贈ってくれました。

さすが私の好みをわかっている(笑)


さて、今日は”自分を大切にする”コツについて。

前の記事で、なぜかわからない不調をなくすには、自分の心地よいことをするのが大切だよという話をしました。

心地よくない世界にいること自体が、自分を虐待することであるし、その世界がずっと続くということでもあるし、それって”変わらない”ということでもあります。何かを変えたいと望むとき、心地よさは必要不可欠な要素といってもいいと私は思っています。


しかしですね、難しいと思うんです。

自分を大切にするということが最初からどんな感覚なのかわかっていたら、そもそもがんばりすぎてエンストすることもないし、だいたいそんなことしている場合じゃないことだってたくさんあったはずなんです。


そして、クライエントさんと”自分を大切にする”ということについて話し合っていると、

「これまでさんざん自分を甘やかしてきて、さらにそんなことしていいのでしょうか…」とか、「家族はもっと苦労してきたのに、私だけ心地よくなっていいんでしょうか…」とか、そういった迷いをお聞きすることもよくあります。


でも、大丈夫。

自分を心地よくする、自分を大切にするには、レベルが3つあるのです。

実行するのをためらってしまうようなレベルは、まだあなたに早いだけなのかもしれません。最初はこっそり、時間もお金もかけず、ちょっとだけ心地よくなることが重要です。ぜひ試してみてください。


さて、それには紙とペンが必要です。かわいい便せんでもいいし、コピー紙のウラでもいいし、ばーんと貼れるような大判紙でもかまいません。ペンも万年筆でも鉛筆でもかまいません。

用意しましたか?考えるだけじゃなくて、書くんですよ!!


まず、レベル1と書きます。

レベル1は、無料、短時間でできることです。

「自分はよくやっているなあ」と自分に語りかけたり、

鏡の中の自分に笑いかけたり、

自分で自分の頭をなでたり、

神に祈ったり。


レベル1と書いたところに、ご自分で思いつく無料で短時間の”心地よくなること”をすべて書いていきます。私は「朝、一杯の白湯を飲む(時間をつくる)」とか、「街中のショーウインドウに自分が映ったときは必ず「かわいいね!」と語りかける」とか、そういうことも入れています。

なんたって、私自身が長いことこれができていなかったから。朝は最悪な気分で起きて、一応の身支度をするのが精いっぱいだったし、ショーウインドウや車に映る自分を見ては、「なんてブサイクなんだろ」「あー、太った。これじゃブタじゃん」と思っていました。そんな風に、ことあるごとに自分を殴り続けてきたんだなあと思うと、感慨深い思いがします…。

それと、「神に祈る」、というのは日本ではあまりなじみがありません。でも、実は神様というのはとても好都合な存在なんです。いくら頼っても、いくら甘えても文句をいわないのですから(笑)、ここぞとばかりに私は「神様!今月の税金が払えるようにして!」とか、「神様!ちょっと太ったから食欲抑え気味にして!」と何度も神様に祈り、頼っています★


レベル1を出し終わったら、今度はレベル2と書いてください。

レベル2は、低額で、すこし時間をかけることです。

例えば、自分のために花を買ったり、

入浴剤を入れてお風呂にゆっくり浸かったり、

友達に電話をかけたり、

新しい服を買って着てみたり。


時間やお金がなくて、実行できなくても大丈夫。「自分にとってのレベル2」を出しておくことが大切です。「こういうことが自分は好きなんだなあ」と解っておくだけで、心地よい世界への扉の鍵を手に入れていることになります。


レベル3は、お金と時間がかかること。「やりたいなあと思っているけどできないこと」です。

海外旅行をしたり、

海や山に遊びに行ったり、

資格講座に入ってみたり、

ジムやヨガに入会してみたり。


夢みたいなことから、がんばればできるけど気力がなくてできていないことまで、いろいろあると思います。「できたら楽しいだろうなあ」と思いながら書いてみてください。


すべてのレベルで、自分の心地よいことを書き出してみてどうですか?

何を感じますか?


レベル1だけが全然かけなかったとか、書いているうちに嫌な気分になったとか、そもそも書く気になれなかったとか、はたまたわくわくしてきたとか、いろんな感じがしてきたと思います。嫌な気分になった方は、それだけ自分が幸せになることに対して拒否感が強いのだなあということを感じてみてください。そして、幸せを捨ててまでこれまでがんばってきた自分を、十分ねぎらってあげてくださいね。


そして、「夫がちゃんとしてくれたら幸せになれるのに」「母がマシになってくれたら、安心して自分の好きなことができるのに」というように、今の問題が他人にある方もいらっしゃると思います。そういう方にこそ、このワークは有効です。これは、もともと問題の本人ではなく、その家族に向けて考案されたワークでもあるからです。

外側にどんな問題があっても、ちゃんと自分の”心地よい”にかえってこれる力をつけるのは、これからその問題に向き合っていくうえで、とても強力な武器になるでしょう。


また、私のしょうもない実体験をまじえつつ、”心地よくなること””自分を大切にすること”について考えていきたいと思います。ここまで読んでくださってありがとうございました☆


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